僧侶のためのグリーフケア連続講座を受講しています

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先日、名古屋にて僧侶のためのグリーフケア連続講座に参加してきました。

 

 

 

自分にとって大切な人やものを喪失したときに起こる心や体の反応【悲嘆】について学びを深める研修です。私たちは「悲しみ」とひと括りに言いがちですが、実際は一人一人胸に抱えるものは違います。

そうしたことは震災支援ネットワーク東海の活動で仮設住宅を回りながら大いに感じたことでした。活動を続ける中で無力感を感じることもありましたが、何かせずにはおれない思いを抱えながら今も足を運ばせていただくことです。

震災活動を通じて浮き彫りになってきたのは、日々の僧侶としての法務においての至らなさ。大切な人を失った人を目の前にしながら、何かできないかと心に思うことはあってもなかなかできない私。「中途半端なことをしたら余計に傷つけてしまうのではないか」そんな思いがよぎり、動けないことばかりです。

でも、やっぱりせずにはおれないという感情がふつふつと湧いてきます。「お坊さんだからこうしなきゃ」とは違うもっと根本的なもの。その場に立ち会った者として芽生える自然な感情。そうしたことが講座を受ける動機となった気がします。

震災支援の時もそうでしたが、私自身が共感性が強いので、放っておくとバランスを崩しそうになります。けっして自分のメンタルケアのため中心にやっているわけではありません。(それも大事なことですが)

今携わっていることにやりがいを感じているし、もっと深めたいという思いもあります。避けては通れないかなという思いがありました。

ありがたいことは同じような思いを抱くお坊さんが、身近にいてくれたこと。ともに悩みながら過ごせる仲間は本当に心強いですね。

研修の成果が出るかどうかは今の段階では言い切れないのですが、学びを日々の法務のなかに息づかせて参りたいと感じています。