お坊さんの日常

IMG_5847先日のダイアログBARにて、お坊さんって普段何しているのかよくわからないという話が話題に上がりました。たしかに普段なにしているのか想像もつかないという方も多いと思います。
先に言っておきますが、とても個人差が大きくみんなちがうものでしょう。お寺によって置かれた状況も異なりますし、同じお寺の中でも私と父の過ごし方は違います。ですから参考までに私(若院)の場合においての割とよくあるパターンのお話をしようと思います。(ちなみに土日はご法事のケースが多いので、平日のお話です)
まずは起床から。私は5:00には起きます。とはいってもお坊さんだからというよりは、早朝ランニング(もしくは自転車)をしてから、一日が始まる生活サイクルが出来上がっているためです。こんなお坊さんはごく少数かと。お寺によっては朝の鐘をつくところもあると思います。明願寺も私が子どもの頃はついていましたが、生活スタイルの変化(この地域は自動車関連の夜勤の方が増えました)などにより現在はついていません。またお朝事(朝にご門徒の皆さんが集まってのお勤め)のあるお寺もあるかと思います。明願寺は身内でお勤めしています。
朝食を食べて、ミーティング。一日の流れを確認します。お寺は来客やお電話に対応できるよう誰かが必ず留守番できるようにしています。住職坊守、若院若坊守の4人なので、やりくりしないと難しいこともありますが、こうしたことが安心にもつながると思っています。
DSC00928日によって異なりますが、月命日のお参り(月参り)は早くても9:00からです。これもそれぞれ違うと思いますが、介護のデイサービスや子ども孫世代の学校の加減などあるので、少し落ち着いた時間に。他のお寺では午前中に月参りというお寺が多い気がしています。明願寺はまちまちです。
お参りから帰ってからはその日によってちがいますが、私の場合メールの返信をしたり(メールチェックはスマホでしている場合が多い)、境内の整備を頼まれたり、様々です。私の場合はブログやFacebookも仕事につながる部分が大きいのですが、留守番しながらパソコンに向かっていることも多いです。もちろんご法話の内容を練ったり、それのために勉強することもあります。最近インプットとアウトプットのバランスが悪いので、もっと勉強せねばと感じています。
私の場合は、少年教化の活動の研修やグリーフケア、東北震災支援などの研修やワークショップなども時々です。
DSC00870明願寺は木々が多く竹林もあるので、季節によっては落ち葉の掃除や筍を掘ったり、ということもあります。(筍掘りは楽しい反面、体力がいりますし放ってはおけないのです)
こうしてみるとわりと暇そうだなと感じる人も多いと思います。そうなんです。割と時間に余裕があります。というより自由にできる時間をとっておかないと、いざというときに動けません。びっしり予定を詰めてしまうとお葬式の際にすべてキャンセルという事態に。それを避ける意味でも、基本的には住職と若院のいずれかが動けるように予定を組んでいます。(もちろんそういかないことがあったり、二人とも出席しなければならない場もあるのであしからず)
なんとなくお坊さんの一日が見えてきたでしょうか?
Facebookでも日常の一面が出ていたりしますし、このブログでもちょこちょこあげていますので、興味のある方はまた見ていただければと思います。